
耳の特定のポイントに鍼を施し、痛みを即座に緩和する治療法
産婦人科医師の方々が、陣痛緩和に鍼灸を活用する方法を研究されて50年を経て、海外でまた鍼灸ブームがきています。
その一例として・・・今回の和通分娩にも希望者には施術予定のメニューにいれますが・・
戦場鍼(BFA:Battlefield Acupuncture)があります。
耳の特定のポイントに鍼を施すことで、痛みを即座に緩和する治療法です。
この技術は、アメリカ空軍の医師リチャード・ナイミック(Richard Niemtzow)博士によって2001年に提唱されました。
戦場鍼は、米空軍の軍医であったニムゾフ退役軍医大佐が名付けた鍼施術で、痛みや不安などのコントロールに有効な5つの耳ツボにASP鍼という特殊な鍼を用いる施術法です。
シンプルで負担の少ない施術であるにも関わらず、再現性と即効性に優れており、災害やスポーツなど「現場」で出来る応急処置としても効果的に活用することができます。
戦場というと怖いようなイメージですが、この施術方法は、医療資源が限られた戦場環境で負傷兵の治療に用いられることから「戦場鍼」「戦場鍼治療」「バトルフィールド・アキュパンクチャー」「Battlefield Acupuncture:BFA」と名付けられ、薬物を使わず迅速に効果を得られることから、戦場だけでなく、アメリカ国内の退役軍人医療施設や民間医療機関でも注目されていて、2025年1月から正式にASP鍼が日本でも販売され、今後は全国にも広まる施術です。
鍼による分娩時和痛
上記以外にも鍼による分娩時和痛として
分娩時の各種の痛みをハリによって緩和するもので、経絡理論による施針と神経解剖理論による施針の両方を併用している。
痛みの程度は個人差があるが、下腹部、背部、大腿上部などが特に痛みを感じる部位であり、したがって、ハリも腰背部、腹部などに刺針し頭部、耳針麻酔用のツボも使用穴としている。
引用元:『ハリと産科診療』蠣崎要 1975年
とあります。
50年の時を経てこれからまた新しい『和痛分娩』の扉が開かれようとしています・・・
みなさんもぜひバースセンターの『和痛分娩』で家族みんな笑顔で赤ちゃんをむかえてください。

