
産前~出産~産後…鍼灸で身体の痛み・体調の管理をサポート
お産の痛みが怖いという理由から無痛分娩を希望される方が増えていますが
痛みは陣痛の時だけでなく、
「今まで腰痛とは無縁だったのに、お腹が大きくなってから腰痛に悩まされるようになった」
「産後肩こりがひどくなった」
「体調が整わず困っている」など・・・
出産時の陣痛はもちろんですが、妊娠中や産後に初めて経験する具合の悪さや痛みに悩まされる方も少なくありません。
妊娠中や産後の授乳中は赤ちゃんのことを考えると、お薬を使うのも抵抗があるなど、痛みを我慢しなければならない事も多い時期です。
つわり、冷え、不眠、倦怠感、疲労感、肩こり、頭痛、腰痛、臀部痛、坐骨神経症状、むくみなどの症状の緩和改善、安産に向けての全身的なメンテナンス、逆子治療など、産前からしっかり妊婦さんと赤ちゃんに寄り添う治療を行い、いざ陣痛時にもお灸などの陣痛緩和やスムーズな出産にむけたトータルな「和痛分娩」を提供いたします。
産前の鍼灸治療時には、専門知識豊富な助産師とともに、治療前後には分娩監視装置やエコーで母体を確認しながら安心して治療が行えるよう努めていきますのでご安心ください。
また、産後はママの体だけでなく小児鍼(鍼をつかわない安全な治療です)を行うことで、夜泣き、疳の虫、便秘など新生児から赤ちゃんの健康にむけた治療や指導も行います。
さらに進化した九州バースセンターの「和痛分娩」をぜひご利用ください。

逆子施術
逆子の改善法は一般的に逆子体操やお灸、ツボ押しなどがよくなされていますが、それでも改善しない場合の特殊なやり方に医師が行う外回転術という方法があります。
外回転術は妊娠34週以降に子宮収縮抑制剤を使いながら、お腹の上から押さえて胎児の向きを変える方法です。
まず骨盤にはまった胎児のお尻を持ち上げ、頭を前に回転させるようにして向きを変えます。
この方法は全くリスクがないわけではなく、常位胎盤早期剥離、胎児徐脈などで緊急帝王切開となるケースもあります。
そのため超音波装置で胎盤の位置、胎児の心拍などをチェックしながら十分注意をして行う必要があります。
この手技は熟練した一部の医師しか行えず、訴訟が増えてきた今日では行う医師もさらに減り、逆子の場合帝王切開が当たり前のようになってきています。
北九州市、福岡市で外回転術を行う医療機関は大変少ない中 九州バースセンターでは、当院で出産をされる方に限り、リスクの説明を行い納得されたうえで希望される場合は、併設する齋藤シーサイドレディースクリニックで外回転術を行っています。
他院で外回転術を行ってダメだった方々も最後の期待の院のように遠く山口県、福岡市からも来院されています。
現在当院での成功率は約95%です。


